サッカーW杯カタール2022のスタジアムと宿泊施設に注目!

4年に1度のサッカーの祭典、サッカーワールドカップ『FIFAワールドカップカタール2022』が開幕します。

サッカーファンでなくとも、自国チームが出場するワールドカップとなると、やっぱり気になりますよね。

開催期間は、2022年11月20日から12月18日。日本代表チームの1次リーグの日程(日本時間)は

  • 11月23日22:00 対ドイツ
  • 11月27日19:00 対コスタリカ
  • 12月02日04:00 対スペイン

試合も気になるところですが、個人的には、試合以外でも注目しているところが…。

カラフルなスタジアムの正体は!

今回のカタール大会で使用される8会場のうちの1つである「Stadium 974」は、鋼材と輸送コンテナを活用したモジュール・コンテナ建築のスタジアムで、モジュール建築とは、予め生産・加工した部材を現地で組む建築方式。

コンテナを現地に運び込み積み上げた外観が、まるでレゴブロックのようなので「レゴ・スタジアム」とも呼ばれるスタジアムです。

公式チャンネルに動画がありました。

このサッカースタジアムは大会終了後は解体され、コンテナは移送して再利用する予定だそうです。

そうなんです。そのまま移動、移設でき、再利用できるというのがコンテナの魅力なんです。

そもそも、今回使用している鋼材は再生鋼材、コンテナは建築資材の運搬に使用したコンテナを再利用しているそうです。

Stadium974の数字の理由

建設時は地名をつけた「ラス・アブ・アブード・スタジアム」でしたが、「974スタジアム(Stadium974)」という名称になりました。

Stadium974の「974」という数字は、国際電話をかける際に使うカタールの国番号で、しかも、974個のコンテナで造られたスタジアムなんだそう!

しかし残念ながら(?)、日本代表チームが決勝まで残っても、このスタジアムで試合することはありません…。

宿泊施設としてのコンテナハウス

カタールの国土面積は11,427㎢で、秋田県(11,638㎢)より少し小さいそうです。

そこで心配されていたのが、全世界から集まる観戦者の宿泊施設の不足。

今回は、通常のホテルの他、アパートメントタイプの施設、アラビア湾に停泊する豪華客船の利用、そして「ファン・ビレッジ」が用意されました。

コテージタイプだったりテントタイプだったり、ファンビレッジも複数あるようなのですが、コンテナを導入したファンビレッジもありました!

紹介されていたコンテナ内には、2台のベッドとトイレ付きシャワーブースと冷蔵庫、敷地内には24時間対応のフロントがあり、試合をパブリックビューイングできる広場があるようです。

サッカー観戦を楽しむという目的に特化した、ビジネスホテルに近いイメージですね。

11月の平均最高気温は29度と言いますから、ポータブルクーラーと扇風機で十分過ごせるでしょう。

このコンテナホテルも、大会終了後は移動させ、別の場所で簡易宿泊施設としてリユースすることができます。

コンテナ工法を採用するメリット

今回のように、一時的に必要な施設建設にモジュール・コンテナ工法を採用するメリットは

  1. 現地では設置するだけなので建設期間は短工期
  2. 役割を終えたコンテナは解体せずに移動できるので、短期間で原状回復
  3. 移動したコンテナは、そのまま再利用できる
  4. 解体時の廃材が極めて少ないので、撤去・廃材処理費用が抑えられる

そして、SDGsの達成という観点から、多くの観戦者が集まる世界的なスポーツイベントの宿泊施設など、今後もコンテナハウス利用の注目は続くと思います。

ということで。

自分が手がけた物では無いのですが、コンテナが建物として活躍している姿を見ると、なんだか嬉しくなりますね。

そして、これらの動画を見ながら、コンテナの大きさは20ftのドライコンテナかな?とか、カタールと日本では建築基準が違うのかな?と、興味が湧いてきたので、もう少し調べてみたいと思います。

コンテナハウス「H-QUBE」

弊社のコンテナハウス「H-QUBE」(エイチキューブ)は、日本の建築基準法に基づいて設計し、千葉県の自社工場で製造する、建築確認申請に対応できるコンテナハウスです。

コンテナのサイズや階層、窓の種類や数、室内オプションや外装の色(塗装)なども、お客様の用途や敷地、ライフスタイルに合わせ、自由に設計することができます。

日本全国、対応可能

弊社 千葉県匝瑳市の有限会社コウシュン、ハングリー事業部は、建築確認対応コンテナの製作、運搬、設置(据付)、アフターメンテナンスまで。
日本全国、コンテナハウスの全工程を一括請負いたします!

H-QUBE基本仕様の価格は、価格表のページでご確認いただけますが、希望されるコンテナ製作の概算は、見積りページからご依頼ください。

また、弊社製造のコンテナハウスは重量鉄骨造なので、住宅ローンを組むこともできます。

その他、コンテナハウス「H-QUBE」についてのご不明な点は、メールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

そして、千葉県九十九里浜など、お近くにお越しの際は、H-QUBE展示場・ショールームにお立ち寄りください。
野外に設置されたコンテナハウスのサイズ感、室内の予想以上の快適さを是非体感してください。