コンテナハウスに宿泊してみました!

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コンテナハウスに

宿泊体験してみました

出来立てのコンテナハウスへ駆け込み宿泊

本気の購入希望者は、展示場のコンテナハウスに宿泊体験ができるとのこと。
コンテナハウスに夢中の私は、ぜひ泊まってみたい。

私が伺いたい日時が早すぎて、中の準備が整いきらず。
でも、私が気にしないということと、泊まった感想を聞いてみたい、と両者の希望が一致して、泊まらせてもらえることになりました。
何もないとの話でしたが、寝床(寝具一式)は用意して頂けてました。感謝!

あと、電気は通電済みで照明もエアコンも使えました。
ガスはプロパンガスで、開栓済みなのでお湯も使えました。
テーブルやイスはまだで、キッチンスペースの準備もまだまだで、冷蔵庫も無し。
持参したものは床に直置きでしたが、私はちっとも構いません。

設備を見て「あ、これいいじゃん!」とか、「このテーブル、うちにもほしいな」とか、そういうのが目的ではないので全く問題なしです。
私が体験したいのは、コンテナハウスそのもの。
素泊まりで結構!(あ、でも、お風呂は入りたい!)

キッチンは、冷蔵庫はもちろん、電子レンジも鍋もお皿もないので、食事は外食。
トイレ・洗面台・シャワー室は利用できました。
それらはもちろん全く問題なく、快適に使わせて頂きました。

室内の温度は?

なにより知りたいのは、コンテナハウスの機能性。
第一に気になるのは、室内の気温です。

私が伺ったのは日中の最高気温が33度の夏日。
しかし夕立があり、夜21時頃は28~29度くらいに下がっていたかな。

日中の室内は、エアコンをつければ全く問題なし。
つけないと暑いですよ、もちろん、でもそれって他の建物も同じこと。

夜は1時間のタイマーオフをセットして寝て、暑さで目覚めることはなく。
ということは、エアコンで冷やした室内の温度は冷めにくいのかな。

朝起きて、太陽が昇ると室内の気温が徐々にUP、動くと暑くなるのでエアコンはすぐにONにした、という感じ。

遮音は?

展示場周辺は広々とした敷地にあり、隣の家は・・・うーん、どこかな?というくらい広い。
だから夜は本当に静かで、コンテナハウスの遮音性能を確かめることはできず。

雨が降ったり、秋に鈴虫の音が聞こえてきたりすれば、この程度の音の響きだな、とわかったかもしれません。

朝になると、展示場前の道は駅に繋がっているため、窓を閉めきった室内にいても、トラックが勢いよく走る音が聞こえました。
どの程度の仕様になっているのか気になり、質問してみました。

私が宿泊したコンテナハウスは、遮音性能を特に高めにしたつくりにはしてないそうです。
普通のつくり(これがここのコンテナハウスの標準仕様)だそうです。
あと、2ヶ所ほど1枚サッシの窓があり、そこからの音漏れ・音の入りはあるでしょう、とのこと。

普通仕様からレベルを上げる?上げない?

通常、展示場の家は見栄え良く最高級なつくりで、いざ自分のプランとして見積もってもらったらビックリ価格!
仕様のレベルを落としていって「これならいいかな」と思える価格で建築したら、展示場の家とは全然違った家。
というのはよく聞く話。

でもこの展示場のコンテナハウスは、なんと”普通仕様”のつくり。
この普通仕様で試してみて、もっと必要な機能や仕様があれば、その部分を付け足すというコンセプト。

だから、絶対に音が聞こえるのが嫌!ってことなら、遮音性能を高める仕様に重点を置く。
暑いのも寒いのも絶対嫌!というなら、断熱性能を高める。
確かにすべてを高性能にしたら一体いくらになっちゃうの?って感じですもんね。

普通仕様はこんな感じ、というのが体験できるってナイスアイディア!
ミニマルに生きる生活スタイル、必要なものだけチョイスする、という今の時代にすっごく合ってる!

木造住宅、アパート、マンションと比べて

そういえば、コンテナハウスの中に家具がないので、それが音の響きやすさに繋がったというのはあったかもしれない。
実家を建て変えた時、家具がなにも無い間はよく響いたのを思い出しました。

木造住宅との違いと言えば、コンテナハウスは鉄骨が使われているというところ。
んー、鉄骨感は泊まっただけではよくわからないなぁ。

アパートにもマンションにも住んだ経験がある者の視点で考えると、このコンテナハウスは、壁の厚みや階層の低さから、木造住宅やアパートにいる感覚とあまり変わらないかもしれない。

鉄筋コンクリート造のマンションに比べると、建物の重み的なものは違う感じ。
コンクリート造はどっしり感がある。

でも、このコンテナハウスは1階平屋で、コンクリートの壁でもないので、どっしり感が感じられなくて当たり前。
鉄筋コンクリート造のビルやマンションに比べたら、上部にかかる重みが違う。
何階にもわたる部屋が上にあるのと、屋根しかないこのコンテナハウスとは違って当然のこと。

コンテナハウスの良いところは、木造住宅よりも頑丈で、しかも「移設」ができるってところ。
もっと頑丈なのは鉄筋コンクリート造のマンションだけど、それを「移設」なんて絶対考えられない。

今回の宿泊体験から、総合的に判断して、コンテナハウスへの期待が失われることはありませんでした。
おかげさまで、さらに前向きに考えたい気持ちになれました。

以上、私の初めてのコンテナハウス宿泊体験記でした。

見たり想像するのと、実際に体験するのとでは全然違うことがわかりました。
おかげさまで、マイ・コンテナハウスをさらに具体的に計画できそうです。

コンテナハウスが気になって、どうしようと迷っている方にぜひおすすめです。
寒がりの私が夏に泊まって寒さ体験ができなかったとことを考えると、一番気になる季節を選んで泊まるというがオススメです。

楽器を演奏したい人や、大音量で映画を楽しむなど、防音・遮音性能を確かめたい人は、それら(音を発するもの)持参した方が良いでしょう。

コンテナハウスそのものを体験できる展示場へ、みなさまもぜひどうぞ!

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