
海上コンテナと建築用コンテナの違いが分かりますか?
「コンテナ」と言うと、大型船に積まれる海上コンテナ、鉄道物流で見かける鉄道コンテナなどの「輸送コンテナ」を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、当社で製作・販売するコンテナは「建築用コンテナ」です。
海上コンテナは、ISO規格
まず、海上輸送用コンテナは、ISO規格のサイズで製作され「ISOコンテナ」とも呼ばれます。ISOとは、スイスに本部を置く非政府機関 「国際標準化機構」International Organization for Standardizationの頭文字、略称です。
このISOが制定した規格を「ISO規格」といい、「製品やサービスに関しての国際的な基準」となっています。
海上コンテナのサイズは、内寸には若干の差がありますが、長さと幅の外寸はどのコンテナも同じ寸法です。
例)海上輸送用20ftコンテナの外寸
長さ:6058㎜(20フィート)
幅 :2438mm
高さ:2596㎜または2896㎜
規格を統一することで作業の効率化が図れ、世界各地への運送コストを大幅に低減することが可能となっています。
※ただし、JR貨物で使用される「JRコンテナ」は、ISO海上コンテナとサイズが異なります。
参照:日本貨物鉄道株式会社内「コンテナのサイズ・種類」
建築用コンテナは、JIS規格
建築用コンテナは、JIS規格の鋼材で製造されているので「JISコンテナ」とも呼ばれます。
JISとは「Japanese Industrial Standards」の頭文字、略称です。
そうです、あの「JIS規格」です。
日本の国家標準のひとつで、2019年に「日本工業規格」から現名称「日本産業規格」に改称されました。
なぜJIS規格の鋼材で作られたコンテナを「建築用コンテナ」と呼ぶの?
日本の建築基準法では、海上コンテナは、そのまま建築物として利用できません。
建築基準法で、建築鉄骨で使用する鋼材はJIS 規格製品を使用するよう指定されており、逆に言うと、JIS規格の鋼材で作られていない建築物は、基本的には違法建築物になってしまうということです。
このように、日本の建築基準法に適合するように造られたコンテナが「建築用コンテナ」です。
そして、建物として不動産登記ができるコンテナハウスは、住宅ローンを組むことが可能になります。
詳しくは、国土交通省のホームページ内の、コンテナを利用した建築物の取り扱いについて なども参照ください。
建築確認対応コンテナ、コンテナハウスは、当社にお任せください!

当社で製作・販売するコンテナハウス H-QUBE(エイチキューブ)についてのご相談は、メールでお気軽にお問い合わせください。
当社は、コンテナハウスのご相談からプラン作成、設計、製作、運搬、設置(据付)、アフターメンテナンスまで。
全工程を一括請負いたします!